SPF材メインでキッチンカウンターDIY①〜材料加工編〜

主な必要木材がこちらです(全部ではない)

キッチンの背面に設置するためのキッチンカウンター(いわゆるカップボード)を、主にSPF材を使用して自作しようとしています。今回は第一段加工編で、材料の切り出しや塗装などを書いていきます。

※初めに、このブログは素人のDIYの記事です!手際が悪かったり間違っていたりします。暖かい目で見てくださいね。※

キッチンカウンターを自作するにあたり、10月ごろから構想開始。

年末から少しずつ材料集め、加工を始めています。

前回のブログでは、現在のキッチン現状を書いていますが、

要するに電子レンジやトースターなどのキッチン家電を置くための天板、その下には主にゴミ箱と少しの食品をを収納するための棚を作ろうってわけですね。

そして、今回は食器類を収納するための棚も、同時に制作していきます!

一応、イメージ図としてはこちらです。

いつものことながら適当
壁を含めた全体感はこちら。壁に棚を3段取り付けたいと思ってます。

今回、カラーとして、天板にワトコオイルのナチュラル&ミディアムウォルナット(よく使っている)に加え、その下の棚部分は主にブラックを取り入れています。ツートンカラーですね。

なので、とにかく最初は材料の切り出し&やすりがけ&塗装!の加工が大変。

正直、組み立てよりこっちの方が大変だったなと思ってます。

そんな訳で材料加工をまともに追って書くと大変な量になりそうなので、部位別にざざっと書いていっちゃおうと思います。

1.天板と棚板

ワンバイフォーを5本ボンドでくっつけます。重しとしてミシン(7.5kg)を乗せてます。

天板と棚板には、主にお馴染みのSPF材ワンバイフォー6F。なぜって1本300円程度で安いっていうのと、柔らかい雰囲気が出て好きだからです!

横の長さはキッチンに合わせ、1780cmとしています。奥行きは、基本ワンバイフォー材5本分の445cm。※天板のみ少し奥行き長めに+ワンバイワン材19mmをくっつけてます。

ちなみに…SPF材とは、北米産の針葉樹であるスプルースSpruce(エゾマツ)、パインPine(松)、ファーFir(もみの木)それぞれの頭文字を取ってSPF材と呼ばれているようです。それぞれ成長が早い木なので、安価で手に入りやすい。柔らかく加工しやすいという特徴があります。そのためDIYではとても重宝する木です。(耐久性に欠けるという欠点もありますが…)←建築の基礎というわけではないですし、屋内で棚板程度に使う分にはよし!と勝手に思ってます。

ただ反りや曲がりが多いので、買う際によく選ぶのが必要!!

SPF材は6フィート(1820mm)をひたすら5本上記のようにつなげた後、天板、棚板の長さにカット。

マキタの小さい丸ノコ。これ馬力にはかけるかもだけど、女性には使いやすいと思います!

600mmクランプはAmazonが安かったです。もうこれほんと重宝。これからもお世話になると思います。

天板、棚板切り出し完了です。

さて塗装です。これはいつものワトコオイル。

塗り方は、カウンターテーブル の記事参照です!

キッチンカウンターの壁リノベーション②〜カウンターテーブルDIY〜

ワトコオイルはアマニ油を原料としたオイルタイプの塗料で、一般的な塗料のように木の表面に膜をつくらず、徐々にオイルを木に浸透させる物です。

そのため、木材との馴染みがほんとによくて、ムラなく染まるという感覚です。木目が美しくなるというのは本当だなと思います。

ただ質感を良くするためにやすりがけを丁寧に行う必要がある(まぁこれは何でもそうですが)のと、乾燥時間が長いので、ちょっと時間はかかりますね。乾燥は、ほっとけばいいので私はあまり気にしてません。どのみちまとまって作業はできないので笑

塗装完了したもの。

手前の二つの板は、少しSPFが足りなくて、家にあった集成材を切り出した物です。一つは棚板と、もう一つは、えー、どこに使うのかは組み立て時に^^;

2.側板と引き出しの化粧板

天板の下部分、側板は主に黒にします。

また、引き出しをつけるので、その表面の化粧板を黒にすることにしました。

化粧板に使用したのは、エゾマツ材。ビバホームで売っているのですが、すでに角が取れていて細かい寸法(厚み9mmとか)からあり、小物を作るのに便利だと思います。木目も真っ直ぐできれいめ、加工しやすい感じです。ただ、ちょっと節の硬さがすごいのと、気をつけないとビス打ちの時割れちゃいますね。細めのビスで、ちゃんと下穴開ければ大丈。(基本だけど)

基本の板には厚み9mm✖️75mmのものをボンドでつなぎ合わせて作る
基本の板に加え、上から化粧用に4cmの板をつけます。端を斜めに切り…
ボンドでくっつける。

ちなみにこの洗濯バサミのようなクランプは、ダイソーです。2本セットで100円。挟める厚みは20mmくらいですが、めちゃ便利です!!

このできたものたちを、黒で塗っていくんですが、正直最初に塗料選びを失敗しました。

色のイメージは、塗りつぶすような真っ黒でなく、木目を生かしたチャコール系の、マットな感じの黒色を求めてました。

で、最初これ。

真ん中のが2度塗り後、それ以外は1度塗り目。

1度塗り目でムラが目立つのは仕方ないにしても、2度塗りしたらもうブルー入っちゃってる黒びかり。

こりゃ色間違えたなと。試せっていう話なんですが、どうしても外壁塗装前に黒の塗装終わらせたくて焦ってたんですよね。

結局、ヤスリで塗料を剥がし、違う塗料で塗り直し。

やすりました。エイジング加工のようでこれはこれでアリかもと本気で悩んだ。

最終的に選んだのは以下。

アサヒペンの水性ステイン。私はAmazonで買いました。めっちゃ安い。正直最初の塗料より安い。

今度はちゃんと試し塗りをして、

出来上がりこちら。

禿げてる部分は、後から板を載せるので塗ってない部分です。

もう色はこれ。理想。一度塗りですが、このくらいの濃さを求めてたので、2度塗り目は無しで。

ここまでくるのに結構タイムロスしましたね。年末の休みは黒で消えました;;

側板に関しては、両サイドのみ、天板と合わせるためにSPF材。

中の仕切り板4枚に関しては、15mmのベニヤ板をホームセンターで切ってもらっちゃって、やすりがけして塗りました。

ベニヤ15mmは値段に関しては、SPF材を接合する場合とあまり変わらなかったので、接合の手間もないしこれでいいやと。あとはSPF材19mmに対してちょっと厚みを削りたかった狙いもあります。

3.背板、底板他、細々した板

あまり外から見えないような部分は、もうOSB材です。塗装しなくても雰囲気あるので、やすりがけのみ.

お馴染み.11mm。

前回作った絵本棚で余った分と、新たにカインズで買い足した分です。

基本はホームセンターで切ってもらい、斜めの部分や微調整の分は自宅で切ってます。

はい、これで大まかには終わり!!

材料集めが11月後半〜なので、1ヶ月半くらいかけてちまちま加工しました〜

次回は、引き出し部分の組み立てを書いていきたいと思います。

よろしくお願いします^^

投稿日:
カテゴリー: DIY

作成者: hakobesuzuna

30代兼業主婦。2021年3月に中古物件購入、できる範囲でセルフリノベーション中。ハンドメイドも好きで時折記事に上げます。 ※ Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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